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  1. 大垣市議会 1995-03-01
    平成7年第1回定例会(第1日) 本文 1995-03-01


    取得元: 大垣市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成7年第1回定例会(第1日) 本文 1995-03-01 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 13 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長鈴木一也君) 選択 2 : ◯議長鈴木一也君) 選択 3 : ◯議長鈴木一也君) 選択 4 : ◯市長小倉 満君) 選択 5 : ◯議長鈴木一也君) 選択 6 : ◯議長鈴木一也君) 選択 7 : ◯市長小倉 満君) 選択 8 : ◯議長鈴木一也君) 選択 9 : ◯議長鈴木一也君) 選択 10 : ◯市長小倉 満君) 選択 11 : ◯議長鈴木一也君) 選択 12 : ◯議長鈴木一也君) 選択 13 : ◯議長鈴木一也君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              午前10時 3分   開 会 ◯議長鈴木一也君)  ただいまから、平成7年第1回大垣市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議録署名者には、11番 西田勝嘉君、12番 藤崎紀久子君の御両君を指名いたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から3月23日までの23日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 2: ◯議長鈴木一也君)  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は23日間と決定いたしました。  これより日程に入ります。  この際、日程の順序を変更し、議第36号 大垣功労章を授与することについて及び議第37号 人権擁護委員候補者の推薦についての両議案を一括上程し、これを先議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 3: ◯議長鈴木一也君)  御異議なしと認めます。よって、両議案を先議することに決しました。  まず、議第36号 大垣功労章を授与することについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕
    4: ◯市長小倉 満君)  ただいま御上程になりました議第36号 大垣功労章を授与することにつきましては、大垣功労者表彰条例の規定に基づき、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 國枝 稔さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 衣斐錠一さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 岡安和子さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 五島律子さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 宇佐美 欣治さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 遠藤 優さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 市橋勇雄さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 松下卯一郎さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 館 康司さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 杉原幸子さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 渡邉雄次さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 吉川 勝さんに、それぞれ功労章を授与いたしたいと存じますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 5: ◯議長鈴木一也君)  お諮りいたします。  本案は原案のとおり決するに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 6: ◯議長鈴木一也君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第37号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 7: ◯市長小倉 満君)  ただいま御上程になりました議第37号 人権擁護委員候補者の推薦につきましては、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 川瀬文彦さんを推薦いたしたいと存じますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 8: ◯議長鈴木一也君)  お諮りいたします。  本案は原案のとおり決するに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 9: ◯議長鈴木一也君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。  議第1号 平成7年度大垣一般会計予算から、議第35号 請負契約の変更についてに至る35議案及び報第1号 専決処分の報告についての、合わせて36議案を一括上程いたします。  この際、提出議案並びに市政一般について市長の説明を求めます。  市長。           〔市長 小倉 満君 登壇〕 10: ◯市長小倉 満君)  本日ここに、平成7年第1回定例市議会が開会されるに当たり、提出いたしました平成7年度の予算及び条例その他の議案につきまして、御審議を賜るものでございますが、最初に私の市政運営に対する所信の一端を申し述べたいと存じます。  初めに、去る1月17日早朝、兵庫県南部地域を襲いました阪神・淡路大震災によって被災されました皆様方に心からお見舞い申し上げます。本市といたしましても、一日も早く復興し、被災者の方々が安心して市民生活が送れますよう微力ながらお手伝いをさせていただいているところでございます。また、議員各位を初め多くの皆様から心温まる善意をお寄せくださいましたことに、心から感謝を申し上げます。この地震では、発生以降、初動態勢等さまざまな点で、その対応が問われていることは御承知のとおりでございます。私は、このことを貴重な教訓として、今後の防災対策に生かしてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。  さて、本年は終戦から50年を迎えました。折しも、阪神・淡路大震災被災地の惨状は、戦災で焦土と化した状況を思わせるものがありますが、今日、郷土の繁栄した姿を見ますとき、まことに感慨深いものがあり、先人の血と汗がにじむ努力に心から敬意を表するものでございます。  今、社会は成熟化し、これまでの政治、経済、社会など、その枠組みが大きく変わろうとしております。さらに、規制緩和地方分権への気運はますます高まっており、同時に、地方自治体の責任と役割が、その真価を問われる時代になったと深く認識するものでございます。  こうした中で、私は来るべき21世紀に向けて、これらの時代の変化に対応できるまちづくりを進めるため、平成元年度から「水を愛し 緑をはぐくむ 人間性豊かな産業文化都市」を本市の将来都市像とする第三次総合計画の実現に邁進してまいりました。おかげをもちまして、前期6ヵ年の計画は順調に進めることができました。平成7年度からは、いよいよ仕上げの後期計画が始まります。私はこの計画に沿って多様な市民のニーズにこたえるさまざまな施策を着実に進めてまいる所存でございますので、一層の御支援を賜りますようお願い申し上げます。  さて、内外の経済情勢を見ますと、世界経済は全体として拡大基調を強め、とりわけ、アメリカの景気拡大や西ヨーロッパの景気回復傾向など、穏やかに回復しつつあると言われています。一方、国内におきましては、国の総合経済対策を通じ、所得減税の実施など、内需中心の安定成長の確保が図られておりますが、依然不確定な要素も多く、今後の経済動向に十分注視していかなければならないと存じます。  こうした中、我が国の平成7年度一般会計予算は、景気回復のおくれによる税収難から、前年度当初予算に比べ 2.9%減の70兆 9,871億円と緊縮型予算となっております。また、地方財政計画は前年度比2%増であり、地方単独事業は景気浮揚を配慮して5%増となっております。本市の平成7年度の予算は、このような大変厳しい経済環境のもとでの編成となりました。  それでは、ここで平成7年度の予算編成につきまして、基本的な考え方を申し上げたいと存じます。  平成7年度の予算は、景気動向を反映し、市税収入の大幅な増加が見込めないなど、引き続き厳しい状況にありますが、これまでに培ってきた財政の対応能力を最大限生かし、所要財源の確保を図り、限られた財源を適切かつ効果的な配分に心がけました。さらに、従来にも増して歳出の徹底した洗い直しに取り組むとともに、職員の意識改革、行政事務の合理化を推進するなど、思い切った改革を進め、市民からの期待と信頼にこたえられるよう努めてまいります。なお、継続事業として進めております大型プロジェクト、米野清掃センター改築事業が完成年度を迎え、事業費が大きく減少することなどの理由から、当初予算の伸び率は、昭和30年以来、40年ぶりにマイナスを示す緊縮・実効型予算となりました。  しかし、私は、市民生活に直結した緊要な課題への対応や21世紀型情報都市地域整備構想に基づく施策の実施など、将来に向けた新たな発展基盤の構築は不可欠であるとの信念から積極的に取り組みました。  次に、平成7年度に取り組んでまいります重点政策について申し上げます。  まず第1は、「安全で快適な生活環境と充実した都市基盤づくり」でございます。  大正12年の関東大震災以来という甚大な被害を及ぼしました阪神・淡路大震災は、地震の恐ろしさをまざまざと見せつけ、いつ起きるかもしれない災害に対する市民の備えと行政の危機管理体制のあり方を見直させる機会となりました。もとより、市民が安心して暮らし、災害から生命及び財産を守るためには、防災対策の一層の充実が急務でございます。このため、本市では直ちに「地域防災計画」並びに「地震対策計画」研究委員会を発足させ、策定作業に入ったところでございますが、国、県との対策と整合性を図りながら積極的に推進してまいりたいと存じます。  一方、快適な環境づくりのため、豊かな水と緑が織りなす水辺環境の創出や公園緑地、上下水道、道水路の整備、ごみ処理対策等、市民生活に直結する環境の整備を進めてまいります。特に、下水道は都市の基本的な施設であり、拡充整備に努力いたしてまいります。また、5ヵ年計画で進めてまいりました米野清掃センター改築事業は、いよいよ本年夏稼働の予定ですが、リサイクル運動の推進とともに、ごみの適正処理に努めてまいります。さらに住居の安定的供給を図るため高齢者、障害者世帯に配慮した市営住宅を建設してまいりたいと存じます。  第2は、「人間愛にあふれ、心の通う福祉のまちづくり」でございます。  お年寄りも、障害を持つ人も、その地域に住む方々が互いに触れ合いを大切にし、生きがいのある生活を送るためには、多様化する福祉ニーズに的確に対応したきめの細かいサービスの提供が必要であると存じます。このため、お勝山ふれあいセンター「老人福祉センター・ケアハウス」や「障害者小規模授産所」の建設を初め、県内では初めての24時間巡回型ホームヘルプサービス事業等を展開してまいります。  第3に、「活力に満ちた産業づくり」でございます。  著しい技術革新の中で産業も常にその形態を変えてまいりました。情報化社会が急速に進展する中、それに対応する産業基盤の整備を早急に進めなければなりません。このため、本市ではソフトピアジャパン内に情報工房を整備し、マルチメディアによる各種情報を提供するなど、既存産業の育成と新しい分野を切り開く情報関連企業の誘致等を積極的に進めてまいりたいと存じます。  第4は、「個性をはぐくむ創造性豊かな生涯学習のまちづくり」でございます。  幼児から高齢者まで市民一人一人が生涯にわたり活動できる学習環境が求められています。このため新年度は、21世紀の大垣を担う人材育成に寄与する「こどもサイエンスプラザ」の開館を初め、武道館の建設に着手いたしますほか、多様なプログラムの提供に努めてまいります。  以上、新年度予算の基本的な考え方をもとに、「安全で快適な生活文化都市」「人間愛にあふれる福祉都市」「活力に満ちた高度情報産業都市」「創造性豊かな生涯学習都市」づくりに向かって邁進してまいりたいと存じます。議員各位を初め市民の皆様の温かい御支援と御協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。  本日、提出いたしまして御審議を願う案件は、予算関係17件、条例関係15件、その他4件でございます。  それでは、まず予算関係議案について御説明申し上げます。平成7年度の予算規模は、一般会計 536億 1,000万円、特別会計 435億 6,200万円、企業会計 227億 5,300万円、総額 1,199億 2,500万円でございます。これを前年度予算額と比較いたしますと、総額で 279億 2,500万円の減少、伸び率で18.9%のマイナスになり、うち一般会計につきましては、21億 6,000万円減少し、 3.9%のマイナスとなりました。しかしながら、米野清掃センターの改築事業費を除いて比較いたしますと伸び率で実質3%の増となります。  それでは、平成7年度の重点施策の大要につきまして御説明申し上げます。  第1に、西濃の中核としての機能的な都市基盤づくりでございます。  本市は、西濃地域の中心都市として都市機能の向上に努めてまいりましたが、21世紀に向けてさらに整備を進め充実を図ってまいりたいと存じます。このため、国、県や周辺市町村との連携を深め、本市の持つ特性と時代の潮流に対応したより高度で魅力あるまちづくりを推進してまいります。  まず、本市のまちづくりの整備方針を明確にするため、都市計画マスタープランを策定いたします。  交通体系の整備につきましては、市民生活や産業の利便性の向上と活性化を図るため、高規格道路である東海環状自動車道の建設を促進するとともに、幹線道路として補助事業の高屋桧線、昼飯大島線の整備推進、また県営事業の大垣環状線等に対しまして負担金を計上し、早期完成を目指します。とりわけ、高屋桧線の杭瀬川橋梁につきましては、建設省の「マイロード事業」に選定され、7年度から8年度までの2ヵ年継続事業として橋梁上部工に着手いたします。これを建設が予定されております東海環状自動車道の大垣西インターチェンジに接続させ、西の玄関口にふさわしい個性的な橋にしてまいりたいと存じます。  一方、生活道路の整備といたしましては、福田町、割田地内の道路拡幅を初め30ヵ所の道路改良を、また竹島町地内の牛屋川にかかります竹田橋の高欄修景、その他道路舗装、側溝整備などを積極的に進め、利便性と安全性の高い道路整備に努めてまいります。  また、都市の実情に即した駐車場整備を展開するため、市街地整備の状況や都市施設の有効利用等、総合的に検討する中心市街地駐車場整備計画を、2ヵ年継続事業として策定してまいります。  さらに、本市では初めての再開発事業として3ヵ年計画で進めております郭町2丁目地区優良建築物等整備事業は、最終年度を迎えます。本事業が、今後の再開発事業のモデルとなるとともに土地の高度利用及び中心商店街の活性化に寄与されるよう期待いたしております。周辺市街地の整備につきましては、良好な都市基盤形成を促進するため、和合本町土地区画整理組合など組合施行の土地区画整理事業に助成してまいります。  第2に、豊かで活力に満ちた産業づくりでございます。  産業は、豊かな市民生活を支える基盤であり、活発な経済活動と就業機会によって都市の繁栄がもたらされるものと確信いたしております。したがいまして、経済情勢、技術水準などの急速な変化に的確に対応できる産業構造の確立と雇用の確保は、喫緊の課題であります。このため、事業所の新増設や雇用の増加に対し奨励金を交付するなど、既存産業の振興、情報関連産業の誘致に努力してまいります。  ソフトピアジャパン周辺基盤整備事業につきましては、歩車道舗装、緑地整備等のほか、関連事業として今宿中之江1号線の道路及び大垣環状線東交差点の改良を実施いたします。さらに、生活に密着した情報の提供を行うため、国や県の補助を受け、自治体ネットワーク施設・情報工房を3ヵ年継続事業で建設いたしたいと存じます。  商業環境の整備につきましては、魅力ある明るい商店街の形成及び活性化を促進するため、本町商店街のアーチ建設、林町2丁目発展会の装飾街路灯設置及び商店街空き店舗対策に対して助成してまいります。  中小企業の金融支援対策といたしましては、景気回復がおくれる中、中小企業一般融資等の融資を通じて経営基盤の安定を側面から支援してまいりたいと存じます。  農業の振興といたしましては、ウルグアイ・ラウンド農業合意の影響、あるいは農業人口の減少や高齢化など農業環境はますます厳しい情勢にあります。このため、県単土地改良事業及び幹線道水路整備事業を促進し、優良農用地の保全、活用を図るほか、江西江、古宮、綾里、静里のたん水防除事業や柿之木戸、大垣北部、そして新規の平野かんがい排水事業などの県営事業に対し負担金を計上し、生産性の高い農業基盤の整備に努めてまいります。また、農業後継者の育成確保を図るため、小中学校での農業体験学習などを通じた農業教育支援事業、アイガモやレンゲ稲作の環境保全型農業を促進するなど生産の拡大、地域の特性を生かした付加価値の高い銘柄の育成など、収益性、市場性、安全性の高い農産品を開発し、農業の振興を進めてまいります。  次に、観光事業につきましては、市町村、観光協会、民間企業等との連携を深め、広域観光を推進する一方、「大垣祭り」など各地の祭りの充実、地場産業の商品開発の促進のほか、西美濃観光案内所にマルチメディア観光情報システムを整備し、積極的なPR活動、観光客の誘致に取り組んでまいりたいと存じます。  勤労者福祉対策では、勤労者が安心して働き、安定した生活が送れるよう、福祉厚生の充実に努めてまいります。  第3は、快適で潤いのある生活環境づくりでございます。  市民が水と緑に包まれた環境の中で、安全で快適な生活を営むため、防災対策の充実を初め、河川、公園緑地、上下水道等の市民生活に密着した環境整備を積極的に推進してまいります。  まず、治水対策につきましては、補助事業で継続施行しております曽根川、江西川の改修事業、主要幹線排水路等整備事業のほか、2ヵ年継続事業で三塚排水機場の整備工事に着手し、浸水災害のないまちづくりを目指します。また、新たに水位計集中管理システムを導入し、河川の水位を適時、的確に把握し、災害の未然防止に役立ててまいります。  防災対策では、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、大垣市地域防災計画見直し研究委員会で検討を進めるほか、防火貯水槽、消火栓の増設、消防自動車の更新など施設設備の充実を図ってまいります。  次に、交通安全対策でございます。本市では、安全で円滑な交通環境の実現を目指し、交通安全思想の啓蒙及び施設設備の整備など積極的に努力いたしております。しかし、自動車交通量の増大、高齢者の増加など事故の要因が拡大傾向にあります。このため、いろいろな機会を通じて交通ルール、マナー等教育啓蒙し、地域ぐるみの交通安全運動を展開する一方、防護さく、道路反射鏡、交通安全灯などを整備し、事故のない明るいまちづくりに努めてまいりたいと存じます。  次に、美しい水辺は市民共通の財産です。親水性を高め快適な水辺環境を創出するため、継続事業として進めております水門川の整備は、興文橋から丸の内橋までの間を実施してまいります。  公園緑地につきましては、市民の憩いの場として、あるいは都市における防災空間としても極めて重要な役割を果たしておりますが、7年度は、浅中公園の多目的広場、外花公園、俵町緑地の整備を推進してまいります。また、花や緑の豊かなまちづくりを目指して、公園や学校など公共施設への植栽を継続して推進するほか、四季を彩る花いっぱい運動を積極的に展開してまいります。  都市の基幹的施設であります下水道の整備につきましては、汚水幹線整備として中川町地内の4号及び5号幹線、桧町地内の27号及び30号幹線を施行するとともに、領家町、笠縫町などを中心に、おおむね 1,200戸の汚水処理区域の拡張工事を進め、人口普及率51.2%の達成を図ってまいります。また、面整備の拡大に伴いまして、終末処理施設の増設を2ヵ年継続事業で推進し、水処置能力の強化を図ってまいりたいと存じます。  また、水道事業では、配水管布設事業として、綾野町地内ほかの拡張工事、静里町地内ほかの改良工事を初め、北部水源地4号井の築造などを実施し、渇水期にも十分対応できる安定給水の確保に努めてまいりたいと存じます。  ごみ処理対策につきましては、限られた資源を有効に活用するという見地から、資源分別回収を積極的に促進いたしているところでございます。とりわけ、シール制度の導入以来ごみの減量化、再資源化に多大の成果を挙げております。これもひとえに、市民の皆様方の深い御理解と御協力のたまものと感謝いたしております。こうした中で、今後さらによりよい方策を見出すため、「ごみに関する市民意識調査」を実施いたしたいと存じますので、一層の御支援をお願い申し上げます。また、米野清掃センター改築事業は、7年度完成、稼働に向けて工場棟上屋、管理棟の建設、余熱利用ボイラーの設置など各工事を実施してまいります。  市営住宅の整備につきましては、和合団地の建てかえ計画に基づき設計に着手するほか、2ヵ年継続事業の和合団地D棟18戸の完成を目指してまいります。  第4に、健康で心の通う福祉のまちづくりでございます。  本市では、すべての市民が生涯を通じて、生きがいを持ち、心身ともに健康で、安心して暮らすことができる福祉社会の実現を目指しております。このため、市民相互の触れ合いを広め、人間愛によって共に助け合う地域福祉の充実、多様な福祉サービスの提供など組織体制及び施設の整備に努めてまいります。  まず、保健対策でございますが、市民の健康保持増進を図るため、医師会、保健所を初め各種機関との連携を深め、疾病の予防、各種検診を充実してまいります。地域医療体制につきましては、急患医療センター、病院群輪番制等により、休日、夜間における救急医療体制の確保を図ってまいります。市民病院の整備につきましては、診療棟の改築工事が既に竣工し、新年度では残る外構工事等を実施してまいります。今後とも地域における中核的総合病院として、地域住民に対する医療の確保、医療水準の向上を目指し、ニーズにこたえてまいりたいと存じます。  次に、社会福祉についてでございます。心の通う温かい福祉社会の構築には地域住民の理解と協力が必要でございます。このため、民間福祉団体の中核であります社会福祉協議会及び社会福祉事業団の育成、強化に努めるとともに、市民団体、ボランティア団体等に積極的な支援を行い、また緊密な連携を図りつつ一体となって、地域に根差した福祉体制の確立に努めてまいります。  障害者福祉につきましては、ホームヘルパー・ガイドヘルパー派遣事業等在宅福祉の充実を図るとともに、新たにひまわり学園で小規模授産事業を開始いたします。また、障害を持つ方の自立を促進するため、本今地内に小規模授産所を建設してまいります。  保育事業につきましては、21世紀を担う子どもたちが健やかに育つ社会環境の整備を計画的に進めるため、子供の遊び場確保など、子供にやさしいまちづくり事業及び育児相談、子育てサークルの育成など、地域子育てモデル事業を新たに実施いたします。また、私立保育園に対して、運営費及び障害児・乳児保育事業などに助成し、保育の充実に努めてまいります。なお、保育料につきましては、父母の負担を考慮し、引き続き国の徴収基準に対して軽減措置を講じてまいります。  高齢者福祉につきましては、長寿社会を迎え、高齢者が健全な心身を維持し、自主的に社会活動に参加するなど、生きがいのある生活を築いていただくことが大切であると存じます。このため、高齢者の豊かな経験と知識を生かすことができるシルバー人材センターの充実を図るとともに、老人クラブ活動等に助成してまいります。  次に、在宅福祉事業でございますが、従来のホームヘルプサービスは、一般的に昼間のみの対応であり、夜間の介護は、家族にゆだねられていました。こうしたことから、介護に当たる家族の心身の負担を軽減するため、新たに24時間巡回型ホームヘルプサービスを開始いたします。  また、寝たきり老人等の要援護老人が増加する中、身近なところで専門家による介護の相談、指導が受けられるよう、市中心部に在宅介護支援センターを増設するほか、やすらぎデイサービスセンターを開設するなど、より効率的な支援体制を整備してまいります。  その他、お勝山ふれあいセンターに、高齢者を初め地域の住民が触れ合い、教養を高め、健康増進やレクリエーションを楽しむことができる老人福祉センター及び軽費老人ホーム・ケアハウスの建設工事に着手いたします。さらには、本市と隣接する池田町、神戸町と共同で設置する老人保健施設の建設費を負担するほか、民間で整備されます老人保健施設に助成をいたしてまいります。  第5に、学ぶ気風を培う創造性豊かな生涯学習環境づくりでございます。  人生ゆとりの時代を迎え、市民の学習活動はますます旺盛になり、個性化しています。このため、市民の学習意欲を助長し、支援体制を充実するとともに活動拠点を整備するなど、生涯教育を推進してまいります。  まず、学校施設の整備につきましては、東中学校屋内運動場を改築いたしますほか、青墓小学校のプール改築工事の設計に着手してまいります。教育内容の充実につきましては、重点整備教材備品として、全小中学校にビデオプロジェクターを導入し、映像を駆使した教育を進める一方、児童生徒が読書を通して活字に親しむよう学校図書の充実を図ってまいります。また、児童生徒が豊かな心と社会性がはぐくまれる人間愛に支えられた明るい学校づくりを進めるため、学校夢づくり21事業を継続実施してまいります。  既存大学、短大の充実といたしましては、岐阜経済大学の野球場改修、大垣女子短期大学の講堂及びテニスコートの改修工事に助成し、高等教育機関の振興発展に寄与してまいります。  青少年の育成につきましては、小学生を対象にフレンドリーシティ鹿児島市を訪問する「少年の船」派遣事業を新たに実施し、洋上での集団生活体験を通して協調性を養い、次代を担う少年リーダーの育成に努めてまいりたいと存じます。さらに、子ども会、青年団体、婦人会など、団体活動の活性化と強化に支援するとともに、国内・海外派遣研修事業等を実施し、情報化時代に適応できる人材を育成してまいります。  スイトピアセンターに建設しておりますこどもサイエンスプラザは、本年7月開館いたしますが、多彩なプログラムを提供し、学習ニーズにこたえてまいりたいと存じます。また、岐阜県生涯学習情報提供システムを導入し、県の情報をリアルタイムで市民に提供してまいります。  国際理解教育の推進につきましては、生徒が外国語を理解し、外国語で表現する基礎的な能力を養うため、引き続き英語教員助手3名を招致いたしてまいります。また、フレンドリーシティとの交流を一層充実させるための相互交流を実施し、友情のきずなを強めるとともに、国際友好親善の輪を広げてまいりたいと存じます。  「15万市民総スポーツ」「競技力の向上」を目指して、一層のスポーツ振興を図るため旧大垣第一女子高校体育館の施設、設備を改修し、装いも新たに北部体育館として開放いたします。また懸案の武道館の建設につきましては、県から多大の御支援をいただくことになり、平成9年の完成を目指し、本年度から本体工事に着手いたします。  次に、市民の文化活動の活性化を促進するとともに、地域に根差した市民文化を創造していくため、大垣市室内管弦楽団の運営基金に助成するほか、東京交響楽団や「大垣の春」音楽祭、現代絵画展、さらにはミュージカル演劇など多彩な文化事業を提供してまいります。また、新たな文化を創造するとともに、郷土の伝統文化を保存、継承するため、まつりやまの修理、再建等に助成するほか、継続事業の輪中民家保存整備事業を実施してまいります。  第6に、市民の連帯感と協同意識に支えられたまちづくりでございます。  まちづくりの主役は一人一人の市民でございます。市民の連帯感を強め、活発な地域活動を促進するため、地区センターの運営に助成するとともに、荒崎地区センターの駐車場を増設し、利用者の利便性の向上を図ってまいります。  また、市民主体の市政、地域に密着した行政を推進するため、広報「おおがき」の充実を初め、ラジオ、テレビ、ビデオテックスなど多様な情報機能を通してタイムリーな情報の提供に努めるほか、市政に対する理解と関心を深めていただくため、市民が気軽に利用できる相談窓口の充実を図ってまいります。  次に、その他の施策につきましては、市民の利便性の向上と事務の効率化を図るため、企業会計等の事務電算化を推進いたします。また、広域行政の推進につきましては、西濃圏域の町村とともに、県際交流のほか、21世紀型情報都市地域整備構想に基づく事業の推進を図ってまいります。  以上が重点施策を中心とする新年度予算の大要でございます。  このうち一般会計の財源といたしましては、市税 240億 4,000万円のほか、国庫支出金30億 5,100余万円、市債79億 3,100余万円、財政調整基金等からの繰入金21億 7,000万円、競輪事業会計からの繰入金30億円等を計上いたしました。
     以上、平成7年度一般会計、特別会計及び企業会計における予算編成の概要と施策の基本方針を御説明申し上げました。  これらの予算につきましては、市民各界各層の御意見、御要望を尊重して編成いたしました。今後とも議員各位を初め市民の皆様の御協力と御指導を賜り、適切な市政運営に当たってまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、議第13号 平成6年度大垣市一般会計補正予算から議第17号 大垣市競輪事業会計補正予算までにつきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計でございますが、総務費では、ソフトピアジャパン周辺基盤整備事業の道路用地取得費につきまして、国有地が無償譲渡になりましたこと等により、事業費1億 5,800万円を減額するものでございます。また、将来の公債費負担に対処するため、減債基金に6億円を積み立ててまいりたいと存じます。  民生費では、市民からお寄せいただきました寄附金を、社会福祉施設整備にかかります用地取得に1億 2,300万円を計上し、また公共施設整備基金に 2,200万円を積み立てるものでございます。また、心身障害者医療扶助費、乳幼児医療扶助費、児童手当費、私立保育所措置費及び生活保護費は、医療受給者及び措置人員の減少等により、2億 2,150万円を減額するものでこざいます。  農林水産業費では、県営土地改良事業費の確定に伴い、その事業負担金を増減合わせて 4,513万円を計上いたしております。  土木費の都市計画費では、林町7丁目地内に整備しております緑地の取得面積が減少すること等に伴いまして、 9,580万円を減額するものでございます。また、街路事業の昼飯大島線及び高屋桧線の整備にかかります用地取得費が、国の補正予算に伴う補助事業に採択されましたので、事業費1億 6,000万円を計上し、早期完成を目指してまいりたいと存じます。住宅費では、特定優良賃貸住宅建設費等の補助金につきまして、新年度で助成することとなりましたので、事業費 8,046万円を減額するものでこざいます。  教育費につきましては、県において開設されます教育施設、国際情報科学芸術アカデミーに関連する用地取得費2億 4,170万円を計上し、積極的に事業協力するものでございます。また、市民各位からお寄せいただきました寄附金 880万円を、美術品購入費等、御趣旨に沿うべく計上いたしました。  公債費では、平成5年度市債が低利で借り入れできましたので、地方債利子 9,600万円を減額するものでございます。  次に、特別会計の老人保健医療事業会計では、医療受診率の低下等に伴い、医療費1億 8,700万円を減額するものでございます。  駐車場事業会計では、後年度の駐車場建設及び大規模改修事業に充てるため、駐車場整備基金に2億 2,000万円を積み立てるものでございます。  下水道事業会計では、平成5年度市債が低利で借り入れできましたので、地方債利子 2,590万円を減額するものでございます。  競輪事業会計では、一般会計への繰出金5億円を減額するものでございます。  次に、繰越明許費につきましては、ソフトピアジャパン周辺基盤整備事業の橋りょう事業費 7,372万円及び杭瀬川公園整備事業費 4,150万円を翌年度に繰り越すものでございます。  以上、一般会計、特別会計合わせて 5,190万円の補正でございます。なお、この補正に伴います一般会計の主な財源といたしましては、市税5億円、利子割交付金4億円、地方交付税5億 7,000万円、寄附金1億 5,380万円を充当したほか、国県支出金 9,612万円、繰入金11億 9,000万円、諸収入5億 700万円を減額措置いたしました。また、市債につきましては、事業費の確定に伴い、財源更正をいたしております。  以上、一般会計及び特別会計の補正予算につきまして概要を御説明申し上げました。  続きまして、条例関係等につきまして御説明申し上げます。  議第18号 大垣市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の制定につきましては、国家公務員を対象とする一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律に準じ、職員の勤務時間、週休日、代休日、休暇等に関する条例を制定するものでございます。  議第19号につきましては、大垣市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の制定に伴い、大垣市職員の給与等に関する条例ほか既存の条例7件を一部改正するものでございます。  議第20号 大垣市立障害者小規模授産所設置条例の制定につきましては、従来、身体障害者のための施設でございました小規模授産所を、精神薄弱者をも含めた障害者のための施設とし、ひまわり小規模授産所を新設追加するため、現在の条例を全部改正するものでございます。  議第21号 大垣市職員定数条例の一部改正につきましては、東海環状推進室の設置、市民病院における基準看護の充実、救急体制の強化に対応して、職員の定数を改めるものでございます。  議第22号 大垣市職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、育児休業給を廃止するほか関係規定を整備するものでございます。  議第23号 大垣市基金条例の一部改正につきましては、駐車場の建設及び大規模改修に充てるため、大垣市駐車場事業基金を設置するものでございます。  議第24号 大垣市養老華園設置条例等の一部改正につきましては、老人福祉法の改正に伴い、養老華園、特別養護老人ホーム及び老人福祉センターの設置根拠条項を整備するものでございます。  議第25号 大垣市デイサービスセンター設置条例の一部改正につきましては、やすらぎデイサービスセンターを新設追加するものでございます。  議第26号 大垣市病院事業の設置等に関する条例の一部改正につきましては、成人病予防対策を目的とする健康管理センターの充実に伴い、市民病院に健康管理部を設けるものでございます。  議第27号 大垣市国民健康保険条例の一部改正につきましては、葬祭費の額を引き上げるものでございます。  議第28号 大垣市立学校施設使用条例の一部改正及び議第29号 大垣市体育諸施設の設置等に関する条例の一部改正につきましては、大垣第一女子高校の跡地利用について結論が出てまいりましたので、体育館を北部体育館として体育施設に加えるほか、関係規定を整備するものでございます。  議第30号 大垣市公設地方卸売市場業務条例の一部改正につきましては、卸売市場法施行規則の改正に伴い、競り人の登録有効期間を改めるものでございます。  議第31号 大垣市都市公園条例の一部改正につきましては、都市公園法の規定に合わせて公園予定地等に関する規定を整備するものでございます。  議第32号 大垣市非常勤消防団員報酬及び費用弁償支給条例の一部改正につきましては、非常勤消防団員の処遇改善を図るため、その報酬を引き上げるものでございます。  議第33号 市道路線の認定及び議第34号 市道路線の廃止につきましては、武道館建設に伴い、米野町2丁目地内の市道路線を認定及び廃止するものでございます。  議第35号 請負契約の変更につきましては、昨年6月に御議決を賜りました(仮称)スイトピアセンターこどもサイエンスプラザ展示工事に係る請負契約を変更するものでございます。  最後に、報第1号 専決処分の報告につきましては、平成6年度大垣市競輪事業会計補正予算の専決でございます。これは、車券発売の増収により、10億 5,600万円を追加補正するため、地方自治法第 180条の規定に基づき専決処分を行いましたので、御報告申し上げるものでございます。  以上、提出いたしました議案につきまして、御説明申し上げましたが、よろしく御審議をいただき、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。 11: ◯議長鈴木一也君)  この際、請願が1件提出されておりますので、これを報告いたします。  請願第1号 「サッカーくじ」導入に反対する意見書決議の請願、請願者は、大垣市林町5丁目32番地 新日本婦人の会大垣支部 支部長 長谷川幸代氏、紹介議員は杉原幸子君、北村修保君であります。  お諮りいたします。  本請願は、担当委員会に付託し、審査願いたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 12: ◯議長鈴木一也君)  御異議なしと認めます。よって、さよう付託することに決定いたしました。  お諮りいたします。  本日は、この程度をもって散会し、8日午前10時から本会議を再開して、一般質問を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 13: ◯議長鈴木一也君)  御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって散会いたします。              午前11時 3分   散 会            ──────────────────  以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。   平成7年 3月 1日                  議   長   鈴   木   一   也                  議   員   西   田   勝   嘉                  議   員   藤   崎   紀 久 子 発言が指定されていません。 Copyright © Ogaki City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...